10月・11月は小学校受験の季節です。本人もさることながら、お父さん、お母さんもどんな服装で臨むべきなのか迷ってしまいます。せっかくお受験対策を家族ぐるみでやってきたのに、両親の服装の印象の悪さが原因で失敗したのでは悔やんでも悔やみきれません。面接官に印象の良いスーツとはどんなものなのか。一般的に理想とされるのは、知的で清楚でかつ高級感があるものということになります。しかしながら、これではあまりにも抽象的過ぎるので、もう少し掘り下げて紹介させていただきます。この三要素の中で最も難しいのが高級感です。あまにもバリバリに高級感を出しすぎてしまうと悪い方向に目立ってしまいますし、安っぽいのは論外です。それなりにさりげなく高級できちんとしているという印象のデザインや素材が良いのです。

知っておきたい小学校受験の服装の基本ルールと定番スタイル

基本ルールは前述の通り、知的・清楚・高級感ですが、お父さんは普段のスーツから選べばいいとして、難しいのはお母さんです。次の定番スタイルのポイントを記します。
1.ツーピースよりもワンピースが基本とボレロが基本です。襟はショールカラーまたはテーラード。
2.色合いは濃紺が無難ですが、面接で浮かずに好印象になるカラー。ブラックフォーマルでは浮いてしまうこともあります。
3.しわにならないウール素材がベスト。面接前の待ち時間は意外と長く、安い素材だと座りじわができてしまって気になったという体験談も耳にします。
4.本人とお父さんとのコーディネートも考えて選択。ハイブランドの必要はありません。家族のムードが重視されますので、3人の一体感が出るように意識することが大切です。
5.小学校の校風にマッチした条件が入っているもの。これについては後述します。
以上の5つのポイントは最低限押えたいところです。

受験する学校の校風や雰囲気に合ったものを

受験する学校の校風に合った服装は、小学校受験の面接で最優先に考えておくべきと言っても過言ではありません。厳かな校則のミッション系の学校では、個性を重視したものではなく上品なイメージを持たれるものの方が合っています。校風の自由さを標榜している学校であれば、襟が開いているもので表情を明るく見せたり、さりげなくパールを身につけるのも良いかもしれません。
本人の服装の具体的な成功例を挙げてみます。
・慶応義塾幼稚舎・男子・・・白の半袖ポロシャツ・グレーの半ズボンその上にカーディガンという11月にしては寒いかという格好で元気をアピール。
・学習院初等科・女子・・・目立たない服装を心がけ、白地のシャツとプレーン・紺のジャンパースカート。
・立教女学院・・・キュロットはNGと言われていたので白ブラウスとチェックのジャンパースカートで。
このように、校風によって合った服装はそれぞれ違うのです。